我が家には、推定16～17歳のわんこがいます。
保護犬だった子を25歳くらいの時にお迎えして、
もう8年ほど経ちますが、
最近お別れの時が近づいていることを感じています。

繁殖犬だった子でしたが、ブリーダーが崩壊。
その後保護団体に保護されるも、
年齢的なこともありなかなか譲渡先が見つからなかったそう。

たまたま預かり先の方のブログを見て、
すぐに「うちで引き取りたい」と思い、
クリスマスイブにやってきた子でした。

13歳頃から体調を崩すようになり、
加齢による慢性腎不全や関節炎、白内障、
心臓にも疾患が見つかり、そのたびに
「もうお迎えが近いのかな…」と思っていました。

でも、本当に小さな体で頑張ってくれて、
今も一緒に過ごすことが出来ています。

6年前には別の子をIBDという病気で亡くしました。
当時、集中して治療するため入院中で、
退勤後に病院に行って少しだけ面会するような生活。

突然肺炎を起こして病院でそのまま亡くなりました。
仕事が終わり慌てて駆けつけると、
言葉にできないくらい変わり果てた姿の我が子が。
最期はお家で過ごしてあげればよかった、
一緒にいてあげられれば、早く気づいていたら…と
何度も何度も「たられば」が頭を駆け巡りました。

その時の経験から、
今の子たちは病院は完全に通院のみ。
無理な治療は受けず、家で最期まで一緒に過ごす。
と決めています。

今でも何が正しいのかはわかりません。
でも、自分の出来ることを最後までやって、
安心できる場所で過ごしてほしいと思っています。

「大切な相手には最善を尽くしたい」

いつお別れが来るかはわかりません。
動物に対してだけじゃなく、
人間に対しても仕事に対しても
最善を尽くしたいと思っています。