桃太郎です。
書くネタが無いので、学生時代の思い出話をします。

自分の実家は交通の便が非常に悪く、大学まで2時間の距離でした。

長期休みには三日間ぶっ続けで寝ることもある自堕落人間には厳しい環境で、
下宿することを視野に入学前からバイトをガンガン詰めていました。

しかしなんと言ってもお金が無い……
高校時代はバイト禁止でたかが数ヶ月働いただけの貯蓄なんて知れています。

そんな時に見つけたのが、
大学から徒歩5分、水道代込で家賃二万二千円の物件でした。

全五部屋の木造建築で『○○荘』というネーミング。

トイレ、シャワー、洗面台、物干しスペース、靴箱が全て共同。
但し洗濯機はなく、梅雨のコインランドリー通いはとても苦痛(笑)
また唯一個室での使用が許されたキッチンも電気コンロ…などといった設備から、環境はお察しください。

セキュリティも本当にガバガバで、
小学生でも蹴破れるような木造扉に申し訳程度の鍵。

入居したことを知らなかった清掃担当の方が、
桃太郎が寝ていたときに鍵を開けて入ってきたというアクシデントもありました。

色々あって1年かそこらで退去することになったのですが、
個性の爆発した入居者たちの話、退去を決意した話、クセの強いバイトをした話など、
また追追ブログに書ければと思います。