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エークラウドメンバーによるローテーションブログ
2023.08.04
webアクセシビリティについて
2024年6月にwebアクセシビリティの義務化が始まるというお話を聞いたことがあるでしょうか?
義務化と聞くと色々と重そうなイメージがありますが、実際には障害者差別解消法にの改正に伴う企業側への要望の一つにそれらしい項目がはいっているということだそうで、現時点でははっきりと断言された内容では無いようです。
とはいえ、web界隈でもユーザビリティと同様にアクセシビリティに対する必要性も高まっているので、今後はこの部分もしっかりと意識しないといけないと思います。
じゃあ具体的にどう対処すればいいのでしょうか?
まずはじめに、webアクセシビリティとはどういったものであるか簡単に説明します。
webアクセシビリティとは障害のある方、ご年配の方なども含めて、すべての人があらゆるデバイスで、平等に同じwebサイトにアクセスできる環境のことを指します。
一言でいうと、「誰でもどのツールを使っても同じアクセスができるサイト」がこれを満たしているといえると思います。
具体的には、このウェブアクセシビリティ規格には大きく3つのレベルが設定されています。
それらはレベルA、レベルAA、レベルAAAと分類されており、レベルAが最低限達成しないといけない基準になっているようです。
ではレベルAの具体的な内容を見てみます。
これの基準の判定として「ホームーページを閲覧できない人が存在しうる。」場合はこれを満たしていないと判断されます。
例えばホームページのコントラスト比。
極端な話でいうと基準となる背景カラーが「#fff」の場合、テキストカラー「#ddd」だと普通に考えてとても見づらい、あるいは見れないサイトになり、ウェブアクセシビリティ規格を満たしてないことになるかと思います。
こういった規格がレベルAの基準だけでもが十数種類あり、思っている以上に細かく設定されていることがわかります。
参考:https://www.asobou.co.jp/blog/web/jisx8341-32016
この他のAA、AAAレベルの規格も同様に、多くの基準が設けられています。
こうやって実際に見てみると、内容が抽象的なものが多く、数も多いため、普通に規格に合わせようとするとかなりの労力がかかりそうですね。
現状一番現実的な対応方法としては、WEBアクセシビリティチェックツールを使うのが一番手っ取り早いかと思います。
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