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エークラウドメンバーによるローテーションブログ
2023.08.21
サイエンスフィクション&ラブ
恐らく人より物語に触れることが多い私…。
ですが苦手というか、あまり観ないジャンルが
「ラブストーリー」。
中学の頃にはCGに興味を持っていたので
やはりSFやアクションが好きなんですかね…。
しかし!
ラブストーリーにSF要素が加わったらもう大好物!
一気に好きなジャンルになります!
ということで今回は私が独断と偏見で厳選した
「愛がテーマのSF作品」をご紹介します!
「インターステラー」
私は年間300本以上映画を観る人間ですが、この作品は
トップ3に入ります。
現代版バットマンを描くダークナイトシリーズを手掛けた
クリストファー・ノーラン監督のSF叙事詩です。
あらすじ
近未来。地球は砂漠化が進み食糧難に陥ります。
様々な国や組織は崩壊、人類は緩やかにそして確実に絶滅へと向かっていました。
元パイロットの主人公は、今は農家として数人の家族を養う細々とした日々を過ごしています。
毎日のように起こる砂嵐、その人体への影響による肺病、作物の疫病…。
明日に全く希望を見い出せていない状況です。
そんな中、娘の部屋で起こる砂の怪現象を調べていくうちに
それがモールス信号になっていることに気づきます。
信号はとある場所を示す座標になっており、主人公はそこに向かってみるのでした。
スケールの大きい舞台と物語…。
「愛」を「科学」で描くという計り知れないことをやってのけている本作…。
素晴らしいという表現しか浮かんできません…。
「エターナル・サンシャイン」
一言で表現することが難しい作品ですが…
心にグッとくる映画です。
あらすじ
主人公は平凡な男。
ある日ふと思いつきで仕事をサボって通勤とは逆方向の電車に飛び乗り
何とそこで出会った女性と恋に落ちます。
その後2人はケンカ別れをしてしまうのですが
主人公が仲直りしようと彼女の元を訪れると
彼女は自分のことを全て忘れていました。
あまりにも不思議な状況を不審に思い調べてみると
彼女は「記憶を消す手術」で主人公の記憶を消したことが分かります。
憤慨した主人公は自分の彼女の記憶を同じ装置で消そうとしますが…。
主演2人の演技が圧巻。
描かれる情景が本当に切なくて、美しくて…。
例え記憶が消えても、何かのカケラのようなものは
身体の中に残っている…
記憶を消していく描写は、その手術の影響下にある人の
頭の中で夢を見ているように展開していく(そういう施術方法)のですが
そこで彼女が言うセリフが本当に素晴らしいのです。
ぜひエンドロールまで一括りでご覧ください。
「ザ・タイムマシン」
1895年にH・G・ウェルズが執筆したSF小説が原作。
本当にこの時代に書かれたものなのかと思うほど
未来を見通した物語です。
監督はサイモン・ウェルズ。
原作者のお孫さんです。
何かここにも時間的な縁を感じますよね。
あらすじ
1800年代。大学教授の主人公は恋人にプロポーズした晩に
強盗に襲われその恋人を失ってしまうという悲劇に見舞われます。
彼女を救いたい一心で主人公は数年かけて
タイムマシンを作成、彼女を死なせない為に過去へ飛びます。
しかし何度やり直しても恋人は何かしらの事故に巻き込まれ、
亡くなってしまう運命に変化が無い…。
「過去は変えられない。」
そう思った主人公は答えを未来に求めます。
タイムトラベルで起こりうる「事象の矛盾」。
これをこの時代に描いたのが本当にすごい…。
原作者こそタイムトラベラーではないのかと思ってしまいます。
主人公が飛んだ未来は想像を絶するものになっています。
作品内で出てくる未来は最高で西暦6億年…。
西暦で言うのもアレなくらい果てしない…。
未来で主人公は時間の旅に一つの答えを出します。
そしてある決断をします。
是非皆さんにもご覧いただきたいです。
ラストシーン、胸を打ちます。
一つ言えることは、本作は
最初から最後まで希望と愛の物語です。
「ニューヨークの恋人」
1800年代後半、貴族公爵である主人公は
不審な男を追いかけている内に21世紀へ
タイムスリップしてしまいます。
最初は戸惑う主人公。
ですが出会った人々に救われ、ある女性と恋に落ち、
現代社会に馴染んでいきます。
それでも主人公は元の時代に帰る決意をするのですが…。
とにかくね……
ヒュー・ジャックマンかっけー!
メグ・ライアンかわいー!
笑えて泣ける映画の王道です。
基本的には恋の物語ですが
姉弟の家族愛も描かれています。
それが最も描かれる最後の方のシーン……泣けます。
あ!あのシーンってここに繋がるんだ!
そんな映画の醍醐味が味わえます!
明日も頑張ってみようかなと思える素敵な映画ですよ。
番外編
「ループ+バースデイ」
以前ブログで取り上げた和製ホラーの金字塔「リング」と「らせん」。
この正当な続編でありながら世界観がガラリと変わる本作。
とある世界的に有名な映画に酷似していたことと(発表時期は本作が先)、
内容的にも恐らく難しいので今まで映像化されたことはありません。
という訳で本ブログでは番外編とさせていただきました。
あらすじ
近未来の日本。世界中で「転移性ヒトガンウィルス」が猛威を振るい
人類は存亡の危機に立たされていました。
主人公はシングルマザーと恋に落ち、相手は身ごもりますが
その子もまたガンウィルスのキャリアだと判明します。
苦悩する中、主人公は重力が異常値を示す村が長寿者が多く
ウィルスを克服したものさえいると聞き、単身そこへ向かいますが…。
「ホラーではない。SFだ。」
賛否両論ある作品ですが、一つの物語をきちんと畳んだ
完結編になっています。
あらすじにもあるように愛する人を守るために
主人公が「ある決断」をするのですが、そこが本当に「愛」に溢れています。
これは愛の物語なんですね。
短編集「バースデイ」に収録されている本作の後日談「ハッピー・バースデー」にて
その愛がどうなったか、どうなっていくように見えるかが描かれています。
そこが泣けるんだ…。
日本一、いや世界一有名かもしれないオバケ(?)「山村貞子」。
彼女が何者なのか。
何が目的なのか。
全てのピースが繋がる様は圧巻!
読んで悔いなし!
いかがでしたか?
あまり観ないジャンルでも実は好きな分野に近いものを観ると
新しい発見があり、何か自分の世界が広がった感じがします。
ぜひ手に取っていただけると嬉しいです!
では次回はヒーロー映画第4弾でお会いしましょう!
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