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エークラウドメンバーによるローテーションブログ
2025.08.15
入社当初から意識してきた、速度と保守性を上げる小技
業務で意識しているのは、「表示速度の改善」と「コードの保守性向上」です。 小さな工夫でも積み重なれば、ユーザー体験や開発効率に大きな差を生みます。今回は、私が実際に取り組んできた改善の具体例をご紹介します。
1. SQLはJOINやORDER BYを必要最小限に
JOINが多いとページ表示が遅くなるため、必要最小限に抑えることを意識しています。ORDER BYの控えめ運用 並べ替えは便利ですが負荷が高いため、必要な場合だけ使用するようにしています。 こうした工夫で、データ取得の速度が安定し、表示がスムーズになります。
2. 処理速度を計測して改善
処理の最初と最後にmicrotime()を挟み、実行時間を計測。 遅い箇所は代替コードを模索したり、構造を見直すことで効率化しています。 実際に数値で速度を把握できるので、改善効果も目に見えてわかります。
3. 同一コードは関数やクラスに集約
入社当初、先輩に教わったルールです。
同じ処理が2つ以上出てきたら関数化・クラス化 修正は1箇所だけでOK
コードも読みやすくなる 重複を減らすだけで改修の手間が減り、チーム全体の保守性も向上します。
4. PHPDocで意図を明確化
型や処理の目的を必ずコメントとして残す
自分や他のメンバーが後から見ても理解しやすい 特に大規模コードベースでは、コメントや型情報があるだけで、作業効率やミスの防止につながります。
5. 小さな工夫の積み重ねが大きな効果に
・SQLの無駄なJOINやORDER BYを減らす
・microtime()で処理時間を把握して改善
・重複コードは関数・クラスに集約 PHPDocで意図を残す
などなど、こうした地道な取り組みを継続することで、「ページ表示速度の改善」と「コードの可読性・保守性向上」が両立できます。 小さな改善でも積み重なればチーム全体の効率や品質が大きく変わります。 日々の業務で意識して取り組む価値のあるポイントだと思います。
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