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エークラウドメンバーによるローテーションブログ
2020.07.13
【隠されたグルメ】岐阜の隠れ名物、からし豆腐とは?
岐阜に移り住んで6年程度のボクからすると、岐阜名物ははっきり言って殆どありません。
なぜなら基本的に食文化の大多数はお隣名古屋に頼り切っているから。
おみあげ屋さんを見回すとまず赤味噌、次に名古屋名物手羽先など。残念ながら「名古屋の上の部分」と呼ばざるを得ない残念な県かもしれません。
しかしそんな岐阜県でも、しっかり地元のスーパーを見回すとちゃんとその場所の名物や郷土料理がおいてあります。
なかでもほとんどの人が知らない隠れ名物、それが今回紹介する「からし豆腐」です。
正確には岐阜でも南部の美濃地方でよく食べられているこのお豆腐。ちょうどボクが住んでいた羽島がそのあたりになります。
スーパーのお豆腐コーナーの陳列、そこにしれっと他では見慣れない水色のパッケージが。
上には大きく「からし」の文字。
フォルムはまん丸ドーム型のお豆腐で、バニラアイスを連想させる形をしています。
さらに上にはなぜか青のりがかかっているようです。
さて、このお豆腐。
パット見た目だけでは辛子要素は見当たりません。
というのも実はこのお豆腐、中にたっぷりどっさりと辛子が封印されています。
知らずにかぶりつくと、ちょっと大惨事になるくらいかなりの量の辛子が入っています。
味に関して。
食べたことがない人でも少し想像すると、お豆腐と辛子の混ざった感じは容易に想像できるかもしれません。
でも、おそらく想像している味とは全く違います。決してお豆腐に辛子をつけただけものもではありません(ホントに)。
まず、お豆腐の食感が市販の木綿とも絹とも違うボロボロとした食感で、例えるなら硬めの寄せ豆腐といった感じでしょうか?
昔食べた沖縄の島豆腐にも似た硬さです。
外側を崩すと中からしっかりと辛子が出てきます。
辛子の分量に気をつけながらお豆腐と一緒に口に運ぶと爽やかな辛味とお豆腐の大豆の風味が口いっぱいに広がります。
ただ外側に付いている青のりは思ったほど主張がないようです。
見た目を飾る役割といったところでしょうか?
一般的には醤油をつけて食べるのがいいそうですが、個人的には塩がベターです。
辛子と豆腐の風味を最大限に楽しむなら塩です。
ちなみにこの辛子豆腐は夏限定の食べ物らしく、それ以外の季節にはほぼ売ってません。
岐阜駅周辺の居酒屋では、夏になるとこのからし豆腐がすぐに出てくるおつまみとともにメニューに並びます。
地元の知人や友達に言われない限り、気づくこともないかもしれませんね。
季節と場所を限定された名物だからこそ、隠されたグルメと思われても不思議じゃありません。
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