今回はビットコインで有名なブロックチェーンについて。

素人目線で、技術的な面をちょっと調べてみたのでまとめてみます。



さて、

仮想通貨で一躍有名になったこのシステム。

ネガティブな噂が絶えないコイン本体とは別に、密かに、そして順調に研究と実用化が進んでいる分野と言えます。



大手ではすでにアマゾンやマイクロソフトなどもこのシステムを導入するために資金を投入しているとか。



別名「分散型台帳技術」とも呼ばれているこの仕組みは一言でいうとみんなで守る記録媒体とでも言えば良いでしょう。



台帳は文字通り記録するための帳簿で、それが分散している、という感じ。



一体何が分散しているか？

ビットコインの場合は、取引記録そのものが分散している、という感じです。それは銀行であれば銀行のコンピューターに集約されているでしょうが、ブロックチェーンの場合は不特定多数のPC、スマホ、あるいはラズベリーパイなんかにも存在するかもしれません。



どこに分散しているか？

例えば僕のPCにビットコインコアとよばれるオープンソースプログラムをダウンロードすると、それでもう僕は取引記録のすべてを持っている一人になります。



想像しづらいですが、この取引記録の台帳はいつでも誰でもダウンロードすることができて、ネットワークに参加できるようになっています。



取引を取り仕切る人は、このオープンソースプログラムを使ってマイニングを行う人物です。マイニング＝取引記録を上書きする人、そんな感じかと。



そしてこの場合、何が真実であるかを多数決で特定することになります。

ここが大きなポイントです。



このシステムの最大の特徴は、正しいか、正しくないかを不特定多数の人物が多数決で決定するところにあります。詳しく話すと色々ともっとあるんですが。



そのため、理論上では改ざん不可能と言われているようです。