こんにちは！桃太郎です。


今回は最近胸がときめいてどハマりした漫画を紹介します。





題名は｢おやすみプンプン｣


どこにでもあるような街のどこにでもいそうな少年「プンプン」の
波乱に満ちた半生を描いた作品です。(Wikipediaより)





初めに言っておくと決して万人受けはしない作品で、
好き嫌いが分かれると思います。


現代版｢人間失格｣のような鬱漫画で解釈が難解なところも多々あり、
自分は未読なのですが｢ノルウェイの森｣に似ているのだとか。





正直なところ、今はどハマりしている自分も途中で読み進めるのが苦痛になり
｢そんなに好評受けるようなものか…？｣と心が折れそうになりました笑


なので誰にでもオススメ出来るわけではないのですが、
個人的には何度も読み返したいと思える、所謂“スルメ”作品だと思います。




1巻は子供時代から始まり、
少し複雑ながらも無垢な恋愛がとても可愛らしいのですが、
大人になった最終巻ではこんな結末を迎えるだなんて………

でもその落差に自分はとてつもなくときめきました笑
現実って大体報われないし、人間誰しも真綿で首を絞められる思いがあるよな、と。


最終話も決してハッピーエンドともバッドエンドとも白黒つけがたい、
何とも言えない終わり方をするのですが、
それこそ現実味があって“正しい”幕引きと感じられます。

途中難解なところがあるのも、
振り返ってみれば主人公の半生を語るには欠かせない葛藤であり、
一つの作品として綺麗に纏まっているものだと思います。

普段自分は頭空っぽにして考察も何も無いギャグ漫画を読みがちなので、
何度も読み返している今でも理解しきれない箇所も多いです。 

しかしそれが逆にここまで惹き込ませる魅力を醸し出しているのではないかと思いました。
（読書感想文かな？笑）


 
『忘れられないトラウマ鬱漫画』と評されることもあるようですが、 
気になった方はピッコ〇なら3巻まで無料で読めますので、ぜひ！